インビザラインのメリット・デメリット
- 2022年12月2日
- ブログ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
最近注目されている矯正治療「インビザライン」をご存じですか？
実際に始めている方も多くなってきており、インビザラインとはどういうものなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インビザラインとはどのような歯列矯正なのか、メリット、デメリットをふまえてご紹介します。
■インビザラインとは
インビザラインは従来のワイヤーを使用しない、オーダーメイドで製作する薄い透明なマウスピース型の矯正装置です。一人ひとりの歯に合わせて作成される装置を装着し、治療の段階に合わせて新しい装置に交換しながら徐々に歯を動かし、歯並びを矯正します。
これまでに全世界でたくさんの患者が治療を受けており、治療の適用範囲が広く、マウスピース矯正システムの中でインビザラインは非常に優れた矯正方法です。
■インビザラインのメリット
・透明なので周りに気付かれず矯正治療ができる
透明なマウスピースを装着するため、周囲から矯正治療を行っていると気付かれにくいです。人目を気にすることなく歯並びを治したい方にぴったりの矯正方法です。
・通院する回数が少ない
従来の矯正治療の場合、こまめに歯科医院に足を運ぶ必要がありましたが、インビザラインの場合、歯が整っていく過程を専用のコンピューターでシミュレーションして、その過程にあった形のマウスピースを一度に制作するので、二ヶ月に一度程度の通院でOK。忙しい方や、定期的な通院が難しいという方でも治療が可能です。
・金属アレルギーでも治療が可能
ワイヤーの矯正治療は金属を口内に装着するため、金属アレルギーの場合は矯正治療を行うことができませんでしたが、インビザラインは薄いプラスチックで作られているので、矯正治療が可能です。
・取り外しが可能
インビザラインは取り外しが可能なので、食事や歯磨きを従来通り行うことができます。
ワイヤーの場合、食事の際に食べかすがひっかかりやすくなったり、ワイヤーによって歯ブラシが当たりにくく、磨き残しが増えて虫歯になってしまうケースがあります。
インビザラインの場合は自由に取り外せるので、矯正によるストレスが軽減されます。
■インビザラインのデメリット
・装着時間を守らないと治療期間が長くなる
インビザラインはメリットでもお伝えしたように、取り外しが可能です。
そのため、取り外している時間が長ければ長いほど、治療の時間が長くなります。
治療計画を予定通り進めるためには、患者様の自己管理が重要となってきますので、
時間通りに装着してくださいね。
・歯の状態次第でマウスピースのみの治療ができないケースがある
患者様の口腔内の状況（複雑な歯の移動を伴う場合など）や、希望される治療結果によっては、インビザラインのみで治療が出来ないことがあります。その場合、ワイヤー装置を補助的に併用して治療します。骨格的に外科手術が必要な場合には、当院から他の歯科医院に紹介させていただくケースもあります。
インビザラインについてご興味のある方、ご自身の歯並びについてお悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいね。