インプラント治療について
- 2022年12月15日
- ブログ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
歯を失った場合に行なう治療の一つであるインプラント。入れ歯やブリッジを行っている方で、インプラントにも興味のある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、インプラント治療が受けられる方やメリット・デメリットについてご紹介します。
インプラント治療を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
■インプラント治療が受けられる方は？
インプラント治療は、虫歯などで歯を失った方や先天的に歯がない方が受けられます。1本から全部の歯まで対応可能です。
しかし、インプラント治療は手術が必要なため、全身状態が悪い方や、インプラントを埋め入れる予定部位のあごの骨が丈夫でない方は治療を受けられないケースもあります。
また、高血圧症や心臓疾患などの循環器系疾患、喘息などの呼吸器系疾患、糖尿病や骨粗しょう症などの既往歴がある方も注意が必要です。その他、歯周病などの基礎疾患がある方は医師にご相談ください。
■インプラント治療のメリット
・自分の歯と同様に咀嚼可能
インプラントの最大のメリットとして、自分の歯とほとんど同じようにしっかりとものを噛むことができます。
ブリッジや入れ歯では力を入れて噛むことが難しいこともありますので、食事の満足度を向上させることが期待できます。
・ 周囲の歯への負担が少ない
インプラントは人工歯根を1本1本埋め込むため、ブリッジや入れ歯のように、周囲の歯を削ったり負担がかかったりすることはありません。周囲の歯をできるだけ多く残したい方におすすめです。
・丈夫で長持ち
インプラントは、おもにチタンやチタン合金という金属で作られています。これはあごの骨としっかり結合するため、強く噛みしめても耐えられる強度があります。きちんとメンテナンスをすれば、10年以上長持ちさせることも可能です。
・見た目が良い
入れ歯やブリッジの場合は色味が不自然であったり金具が見えたりする場合がありますが、
インプラントは見た目も天然の歯と同じように違和感がなく、会話や飲食の際でも気にすることなく生活できます。
■インプラント治療のデメリット
・保険がきかないため高額になる
通常のインプラントは基本的に健康保険がききません。自費診療となるため、治療費は他の治療法と比べると高額になります。
また、どのくらい治療費がかかるかは、人により異なりますので、手術前にカウンセリングをしっかり行います。
・ 治療期間が長い
他の治療法と比べると治療期間が長く、インプラントの治療期間は約3～6ヵ月です。
・定期的なメンテナンスが必要
手術後も３ヶ月に一度ほど定期的にメンテナンスに通い、インプラント周囲炎を予防することが必要です。インプラント周囲炎は骨を溶かしてしまう病気なので、インプラントを喪失してしまう危険性があります。
・麻酔下での手術が必要
インプラント埋入手術は、麻酔をともなった手術です。麻酔を安全に行なうため、身体の状態が良くないと手術を受けることはできません。持病・基礎疾患がある方は、カウンセリングの際にご相談ください。
歯のお悩みがある方、インプラント治療を考えている方は、カウンセリングを行っていますのでぜひお気軽にご相談ください。