ストレスが原因で起こるお口の症状とは
- 2023年1月19日
- ブログ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
身近なお口のトラブルには、実は心理的なストレスが関係していることをご存知ですか?
過度なストレスは心身にさまざまな悪影響を与えますが、お口もストレスの影響を受けやすい部分です。
今回は、ストレスによっておこる症状をご紹介したいと思います。
■歯ぎしり・食いしばり
歯は、体の中で大きな力が加わる部位です。歯ぎしりをすると、かなりの負荷がかかり、歯に大きなダメージを与えてしまいます。
眠っている間に食いしばってしまい、朝起きたときに歯痛や頭痛を生じることもあるようです。
常習化してしまうと、歯の破折や肩こり、エラ周辺の筋肉の痛み、顎関節症を引き起こすこともあります。
■口臭
唾液腺は自律神経によってコントロールされており、ストレスがかかると唾液の分泌量が少なくなります。
唾液には口腔内の細菌の増殖を抑制する効果があるため、ストレスによって唾液が出にくくなると、口腔内の細菌の活動が活発になって口臭が発生しやすくなります。
■むし歯
ストレスの影響で唾液の分泌量が減ると、抗菌作用や自浄作用、再石灰化作用の働きが抑制されるため、口内環境が悪化しむし歯になりやすい状態になります。
■歯周病
ストレスは免疫力の低下を招くため、歯周病を発症したり、歯周病がさらに進行しやすくなったりします。
また、歯ぎしりや食いしばりも、歯を支える組織に負担をかけてしまうため、歯周病が重症化しやすくなります。
■口内炎
口内炎の原因の1つに、口内粘膜の修復に必要なビタミンB群の不足があげられます。
ストレスによる食生活の乱れなどでビタミンが不足すると、口内炎ができやすくなります。また、ストレスや疲れによる免疫力の低下も口内炎ができやすくなる要因の1つです。
ストレスを発散しながら、日々健康に過ごしましょう!
むし歯や歯周病、歯やお口のトラブルでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。