歯周病の予防
- 2023年2月9日
- お知らせ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
歯周病は、日本人が歯を失う原因の第一位でもあり、30代以上の3人に2人が罹患しているともいわれるいわば「国民病」です。歯周病は自覚症状に乏しい疾患でもあるので、歯周病にならないようしっかり予防することがとても大切です。
歯周病の予防は、患者様ご自身が自宅で行う「セルフケア」と、 歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」を両立させることが重要となります。
ご自宅で行っていただくセルフケアの基本は、歯周病を起こす原因となるプラーク(歯垢)がつかないようにすることです。プラークは、単に食べかすを指すのではなく、歯の表面に付着している細菌の塊のことをいいます。
プラークの中には細菌が約400種類も存在するといわれており、この中に含まれる歯周病原菌が歯ぐきに炎症を引き起こし、出血や腫れなどの歯周病の症状を誘発します。
プラークはうがいなどでは取ることができないため、正しい方法で歯磨きをし、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を活用する必要があります。
また、歯磨きで落とされなかったプラークは、石灰化して石のように硬くなります。これを歯石といいます。歯石は歯ブラシや補助清掃用具では取ることができず、歯科医院で専門的なクリーニング、すなわち「プロフェッショナルケア」を受けなければ除去できません。
次回は、セルフケアの第一歩、歯ブラシの選び方についてご紹介していきます。
当院では定期検診をはじめとする予防歯科にも力を入れております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。