歯周病予防のための歯ブラシの選び方
- 2023年2月16日
- お知らせ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
前回のブログでは、歯周病の予防についてお話ししました。
歯周病予防に欠かせないセルフケア、その第一歩となるのはご自身での毎日の歯磨きです。
せっかく歯磨きをするからには、効率よく綺麗に磨きたいですよね。
今回は、セルフケアの要である歯ブラシの選び方についてお話ししていきます。
歯ブラシの選び方には次のようなポイントがあります。
・毛先の形状
歯ブラシは、毛先がフラットなもの、山型のもの、毛先が細いものなど様々なものがあります。お口のお悩みにあわせて、選ぶとよいでしょう。歯周病を予防したい場合は、毛先が先端に向かって細くなっているものがおすすめです。
・ヘッドの大きさ
歯ブラシが届きにくい奥歯も、しっかりケアすることが大切です。ヘッドの大きな歯ブラシですと、奥まで毛先が届きません。上の前歯2本分ほどの幅と同じくらいの大きさのヘッドを選ぶようにしましょう。少し小さめに感じるぐらいが、小回りがきくのでおすすめです。
・ヘッドの横幅と厚み
同様に、ヘッドの横幅や厚みにも気を配るとよいでしょう。歯ブラシを小刻みに動かすためには、ヘッドの横幅が細く、厚みも薄いほうが適しています。
・毛のかたさ
歯ブラシの毛のかたさは「かため」、「ふつう」、「やわらかめ」の3種類があります。既に歯周病が進行して歯ぐきが炎症をおこしている場合や、歯ぐきから出血しやすい方は「やわらかめ」を選ぶとよいでしょう。一般的な硬さで効率よく汚れを落とすには「ふつう」の硬さが適しています。
以上のように、歯ブラシは目的やお口の状況に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。
適切な歯ブラシ選びで、効果的に歯周病を予防しましょう。
次回は正しい歯の磨き方についてお話しします。