歯磨き、自己流になっていませんか?
- 2023年2月23日
- お知らせ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
皆さまは歯の磨き方を習ったことがありますか?
遠い昔小学校で習ったかもしれない…という方、歯科医院での定期検診で磨けているかチェックしてもらったという方、思い返してみると実は習ったことがないかもしれないという方…様々かと思います。
つい自己流になりがちな歯磨きですが、”正しく”磨くことがとても大切です。
むし歯を予防したいのか、歯周病を予防したいのか、ということで歯の磨き方も少し変わってきますが、今回は、歯周病を予防するための正しい歯の磨き方についてお話ししていきます。
歯周病を予防するという観点では、歯と歯ぐきの境目のプラーク(歯垢)をしっかり除去することに重点を置きます。歯ブラシの毛先を、歯と歯ぐきの境目に斜め45度になるように当て、小刻みに歯ブラシを動かして磨きます。1〜2本ずつ細かく分けて磨くようにし、1カ所あたり20往復を目処にします。歯の表面だけでなく、裏側も同様に磨きましょう。
磨くときは、強く磨きすぎないということも大切です。つい一生懸命になって力を入れすぎてしまうと、かえって歯ぐきを傷つけてしまったり、歯肉退縮を起こしてしまうこともあります。歯ブラシを歯の面に当てて動かしたときに毛先が広がらない程度の軽い力で、シャカシャカと磨くことを心がけましょう。
また、睡眠中は唾液の分泌量が減ることから、お口の中の細菌が活発化しやすい状態になります。就寝前の歯磨きは特に時間をかけて丁寧に行うようにしてください。
歯磨きを正しく丁寧に行うことで、毎日のセルフケアをより効果的なものにし、歯周病を予防しましょう。
次回以降はプロフェッショナルケアについてお話ししていきます。