キシリトールを上手に活用してむし歯を予防しましょう
- 2023年4月27日
- ブログ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
一度は耳にしたことがあるかもしれない「キシリトール」。キシリトールとは、砂糖と同等の甘さをもつ天然甘味料です。上手に活用することで、より効果的にむし歯を予防することができます。今回はキシリトールの効果と活用方法をご紹介します。
キシリトールのむし歯予防効果
キシリトールがむし歯の予防に効果的であるといわれている理由は2つあります。
・むし歯の原因となる酸を産出しない
多くの糖アルコールはお口の中の常在菌によってむし歯の原因となりうる酸をつくります。しかし、キシリトールは酸を産出しません。さらに、プラークの中にある酸を中和してむし歯の進行を抑える効果もあります。
・むし歯の発生や進行を防ぐ
キシリトールはむし歯原因菌の活動を弱める働きをもちます。また、キシリトールによってプラークが歯につきにくく、剝がれやすくなる効果もあります。
キシリトールの活用
キシリトールが含まれている製品には様々なものがありますが、キシリトールが50%以上配合されているガムやタブレットがおすすめです。ガムを噛むことで唾液の分泌の促進が期待できますが、まだガムを噛めない小さな子どもにはタブレットがよいでしょう。食後、歯を磨いた後にガムを5分~10分噛みます。1日3回、3ヶ月以上毎日続けることが大切です。
まとめ
キシリトールを上手に活用して、効果的にむし歯を予防したいですね。ただし、キシリトールは歯磨きの代わりになるもおではなく、あくまで補助的なものです。むし歯予防のためには、まずは正しく丁寧な歯磨きの習慣をしっかりと身につけましょう。