むし歯の治療はどのようなことをするの?|千葉県柏市の柏いろは歯科おとなこども歯科

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むし歯の治療はどのようなことをするの?

こんにちは。

柏いろは歯科おとなこども歯科です。

 

前回はむし歯が徐々に進行することについてお話ししましたが、ではむし歯の治療では具体的にどのようなことをするのでしょうか。

 

CO(エナメル質表層のごく初期のむし歯)

この段階では。まだ治療は必要ありません。毎日の丁寧な歯磨きやフッ素塗布でエナメル質の再石灰化を促すことで、むし歯の進行を抑えることができます。

 

C1(エナメル質のむし歯)

この段階であっても、COと同様の処置でむし歯の進行を抑えられるケースもあります。もしむし歯にあった場所を削る処置が必要な場合であっても、麻酔をせずに1回の治療で処置が完了します。このような場合には、コンポジットレジンとよばれる歯科用プラスチックを、歯を削った箇所に埋める治療をします。

 

C2(象牙質まで進行したむし歯)

この段階になると、麻酔をしてからむし歯を削り、詰め物や被せ物で削った箇所を補う治療が必要です。むし歯の範囲によって、詰め物になるか被せ物になるかは変わってきます。詰め物はC1と同様にコンポジットレジンで対応可能な場合もあれば、範囲が広くなると型どりをしてインレーとよばれる詰め物を作成する場合もあります。

 

C3(歯の神経まで進行したむし歯)

まずは歯の神経を取り除き、神経が入っていたスペース(根管)を綺麗にする治療が必要です。根の治療が終わってからコアとよばれる土台を作り、その後最終的な被せ物を作ります。根の治療が必要になると、治療期間は数週間から数ヶ月に及ぶ長い治療になります。

 

C4(歯根まで進行したむし歯)

多くの場合で抜歯の処置を行います。抜歯後は、インプラント、入れ歯、ブリッジのいずれかの方法で、失われた歯を補う治療が必要です。

 

まとめ

このように、むし歯の治療は段階ごとに異なります。日頃から定期的に歯科医院での検診を受け、早い段階でむし歯を発見できれば、治療も軽く済むことがほとんどです。

定期検診のご予約は、ぜひ当院までお気軽にお問い合わせください。