実は小学生に多い、歯の外傷|千葉県柏市の柏いろは歯科おとなこども歯科

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実は小学生に多い、歯の外傷

こんにちは。

柏いろは歯科おとなこども歯科です。

 

新しい学年になったお子さまたちも、新生活に慣れてきたころではないでしょうか。

 

実は小学生に多い歯の外傷

子どもたちが健康に安全な学校生活を送ることは非常に重要ですが、外傷による歯や口の怪我が多いことは意外に知られていません。その怪我が原因となり、歯を失うこともあります。歯を失うとその後の生活にも大きな影響を及ぼすため、歯や口の怪我を防止し、万が一起きてしまったとしても適切な対応をとることが大切です。

 

小学生の歯や口の怪我の特徴

小学生は転倒による事故が約半数と最も多く、物や人への衝突がその次となっています。主に休み時間に起こることが多く、歯の破折や亜脱臼が総外傷の約7割を占めます。特に小学校では、1年生から6年生まで年の離れた子どもたちが一緒に生活をしています。このような状況からも、事故が起きないように気をつけるということや、安全に過ごすためにはどうすればよいかということをお子さまと話し合うことも必要でしょう。

 

怪我をしたときの応急処置

小学生に多いとされる歯の破折、亜脱臼に対する処置をご紹介します。

 

・歯の破折…歯の先端など歯冠部(歯ぐきから上の見えている部分)の破折の場合は、さほど緊急性は高くありませんが、破折部分が歯ぐきに近かったり、歯根部に達している場合は早急な歯科の受診が必要です。破折片はティッシュなどに包むと乾燥してしまうので、歯の保存液か牛乳、もしくは生理食塩水に漬けた状態で歯科医院にお持ちください。

 

・歯の亜脱臼…歯が完全には抜けていないもののぐらぐらしている状態を亜脱臼といいます。出血がある場合は清潔なガーゼで圧迫止血をしましょう。基本的には、亜脱臼の場合は1週間程度の安静で揺れがおさまってくるといわれています。状況に応じて、歯科医院で固定の処置をすることもあります。

 

まとめ

このように、歯や口に怪我をした場合には適切な応急処置と速やかな歯科の受診が重要です。歯や失ったら取り戻せない大切なものである、という意識を日頃からお子さまにも持っていただくようにしましょう。