歯と口の健康週間
- 2023年6月1日
- ブログ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
毎年6月4日から10日は、歯と口の健康週間です。今年の標語は「手に入れよう 長生きチケット 歯みがきで」です。これを機に、歯と口の健康は勿論のこと、全身の健康を守るために歯磨き習慣や生活習慣を見直してみませんか?
8020運動とは
歯の本数と食品を噛む能力に関する調査によると、歯が20本程度あれば硬いものでも十分に噛めるということが報告されています。このことから、「80歳になっても自分の歯を20本残そう」という取り組みである「8020運動」が提唱されるようになりました。この運動が始まった当初、8020を達成できている75歳以上の後期高齢者は10%にも満たない数字でしたが、その後8020を達成できる高齢者の数は年々増えています。最新の調査では、約半数が8020を達成しており、今後もその数字は増えていくと予想されます。
8020を達成するために必要なこと
8020運動が始まってから約30年がたちました。当時と現在の状況を比べてみると、様々な部分で個人の歯と口の健康への意識が高くなっていることがわかります。具体的には、
・1日3回以上歯を磨く人が増えた
・デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使用する人が増えた
・定期検診を受ける人が増えた
・フッ素入り歯磨き粉を使う人が増えた
などが挙げられます。これらは、歯を失う原因であるむし歯や歯周病を予防するために必要なことです。とはいえ、定期検診の受診率は決して高いといえる数字ではないため、歯が痛くなくても歯科医院を受診し、むし歯や歯周病を積極的に予防するという意識づけが大切です。
歯と口の健康を守るために歯科検診を受けましょう
ここまでお読みいただいて、「そういえば最近歯科検診に行けていなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。歯科検診では、むし歯や歯周病のチェックだけでなく、歯磨きがきちんとできているかの確認や、歯磨きではとりきれない汚れのクリーニングも行います。定期検診のご予約はお電話からお待ちしております。