夏に気になりやすい?口臭の対策とは
- 2023年7月27日
- ブログ
こんにちは。
柏いろは歯科おとなこども歯科です。
夏は暑くて体の水分量が減少するとともに唾液の分泌量も少なくなるので、他の季節に比べて口臭が気になりやすい時期です。
口臭の原因
口臭の原因は主に3つに分けられます。唾液の分泌量が減ることによって生じる生理的口臭、歯周病など何かしらの病気による病的口臭、臭いの強いものの飲食やお酒、煙草による口臭です。今回はこの中でも、病的口臭の対策についてご紹介します。
病的口臭とは
何かしらの病気が原因で生じる病的口臭は、お口の中の病気によるものと、全身の病気によるものに分けられます。いずれの場合も、口臭を改善するには原因となる病気を根本的に治療する必要があります。口臭の原因となるお口の中の病気として代表的なのは歯周病です。歯周病原菌は硫黄水素やメチルカプタンを産生することで、独特な臭いを生じます。
歯周病による口臭の対策方法
歯周病が原因となって生じている口臭の対策方法には次のようなことが挙げられます。
・歯周病の治療を受ける
歯科医院で歯周病の治療を受けることが、口臭を改善する一番の近道です。専門的なクリーニングや歯石除去のほか、ご自身でプラークや汚れを落とせるように歯磨きのアドバイスも受けましょう。
・毎日の歯磨きを丁寧に行う
歯周病の原因でもあるプラークをしっかり除去することは、口臭の予防にも繋がります。特に、寝ている間は唾液の分泌が減り口臭が強くなる傾向にあるので、就寝前の歯磨きは丁寧に行うようにしましょう。
・補助清掃用具を活用する
歯ブラシで磨くだけでは、お口の中の汚れは十分に落とせません。デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具も併用するようにしましょう。また、舌苔とよばれる舌の汚れが口臭の原因となっていることも少なくありません。舌ブラシで舌の汚れもケアしましょう。
口臭が気になりはじめたら
歯周病により生じる口臭は、自分自身で感じるよりも強い臭いで周りに不快感を与えるおそれもあります。口臭が気になりはじめたら歯科医院を受診して原因を調べ、適切な治療を受けるようにしましょう。