詰め物と被せ物の材料｜千葉県柏市の柏いろは歯科おとなこども歯科

こんにちは。

柏いろは歯科おとなこども歯科です。

 

むし歯の治療で詰め物や被せ物をする場合、いくつかの材料からお選びいただくことになります。今回は、材料による特徴などをご紹介します。

 

コンポジットレジン

むし歯の治療において最もよく使われる詰め物です。むし歯の範囲がさほど広くない場合に用いられます。白いプラスチックなので見た目も目立ちませんが、経年劣化して歯との境目が着色したり変色することもあります。

 

金属（金銀パラジウム合金）

型どりをして詰め物や被せ物を作成する場合に、保険適用されるのは金属でできたものです。金12%と銀約50%、パラジウム20%、銅約10%から組成されています。強度が高く、保険適用なので安価に作成ができますが、見た目が目立ちやすく、歯と金属の隙間からむし歯が再発しやすいというデメリットもあります。

 

セラミック

陶器の一種で、天然歯に近い透明感や白さを再現することができます。耐久性や機能性にも優れており、表面に汚れがつきにくいため劣化しにくく、歯との隙間からむし歯になることもほとんどありません。保険は適用されないため、自費診療でのみ取り扱う材料になります。

 

ハイブリッドセラミックス

レジンとセラミックを混合したもので、詰め物やCAD/CAMという機械で削り出して作製する被せ物に使用されます。レジン単体よりも耐久性に優れ、セラミックよりは安価であることから、近年注目されている材料で、条件を満たせば保険適用される場合もあります。

 

まとめ

むし歯治療での詰め物や被せ物には様々な材料の選択肢があり、材料によって見た目や強度、費用が異なります。お口の中の状況やご予算に合わせて最適な材料を選び、治療を進めていきましょう。治療に際しご不明点やご心配なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。